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人物事典

 


フィヒテ
(1762〜1814)


 プロフィール

ドイツの哲学者。ドイツ観念論の創始者。ベルリン大学の初代総長。
カントの影響を受け、自我の根底にある意識に焦点をあてた哲学を確立。フィヒテの知識学として知られている。
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 名言

ほしいものではなく、自分自身を手に入れなさい。


元来は、人間が言語を話すのではなくして、人間の天性がこれを話すのである、それ故に同じ天性を有する他の人間にそれが通ずるのである、されば言語は唯一の且つ絶對的に必然のものであるというべきである。


言語が人間に作らるるよりも人間が言語によって作らるることが遥かに多いのである。


尊敬という事がなければ、真の恋愛は成立しない。


汝の活動、一人汝の活動のみが、汝の価値を決定する。



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 著書


ドイツ国民に告ぐ ナポレオンのドイツ侵入にあたって、1807〜0808年の冬にベルリンの学士院で行われた連続講演での内容が書かれている。フィヒテの想いが詰まっている名著。

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 関連書籍

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年表
1762 ザクセンのラメナウに生まれる。

イエナ大学,ライプチヒ大学に学ぶ。

1790 カント哲学に出会う。

1799 無神論論争によって、ベルリンを離れる。

1807 ナポレオンのドイツ侵入にあたり、『ドイツ国民に告ぐ』という有名な講演をする。

1810 ベルリン大学創設と同時に、初代総長に就任。


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